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暮しの手帖・一世紀・創刊号 ///// オーダーナンバー:K1-1 ///// 表紙とその後2ページ角痛み折れ目有 ///// 昭和23年初版
『暮しの手帖』の記念すべき創刊号。赤いホーロー・ポットに、英字新聞、棚からみえるカラフルで可愛いふきんなどが描かれた表紙は、終戦直後の人びとの目には、とてもお洒落にうつったのではないでしょうか。「生活に美しさを」という考え方自体が新しかった時代に、だれもが夢みる生活を提供していた『暮しの手帖』。当時の人びとを魅了した「暮し」と、ハイカラな生活への憧れを感じることのできる創刊号です。内容も、「自分で作れるアクセサリ」(花森安治)、「指人形の作り方」(藤城清治)、「色彩」(佐多稲子)、「女のくらし」(小堀杏奴)、「背広」(扇谷正造)、「秋袷」(森田たま)、「地獄楽園図」(田宮虎彦)、「真の美しさ」(中原淳一)、「足袋・小説」(川端康成)など、とっても豪華。『暮しの手帖』創刊号に、中原淳一さんの寄稿があるというのも面白いです。97p。表紙・花森安治、挿画・花森安治・草加やす子(花森さんの変名)。タテ25.5・ヨコ18センチ。ソフトカバー。