あまカラ62号 ///// オーダーナンバー:AK-62 ///// 裏表紙少痛み
大阪で刊行されていたスマートな食べ物冊子『あまカラ』。幸田文「まつたけ」、獅子文六「わが酒史2」、徳川夢声「鯛の刺身の黒点」、吉田健一「文学に出て来る食べもの」、小林勇「蜂の子」、戸塚文子「むぎこがし」と絶妙なメンバーによるおいしそーな随筆がぎっちり。なかには小林一三の「商魂を食う」なんてインタヴュー(聞き手は辻嘉一)もあります。大久保恒次氏の装幀(表紙と裏表紙で一枚の絵になります)もすてき。76p。タテ12.6・ヨコ18.5センチ。ソフトカバー。現在、絶版。
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