暮しの手帖・一世紀・25号/////オーダーナンバー:K1-25/////昭和33年重版////Good
『暮しの手帖』第一期25号。表紙からは「美しい」が消えていますが、背表紙はまだ「季刊美しい暮しの手帖」となっています。
森茉莉さんの「私のメニュウ」、福島慶子さんの「MADE IN NIPPON」など、初期『暮しの手帖』らしく豪華。また、「たくわん」澁澤秀雄、「たか菜漬」中村汀女、「紀の国・伊豆・信濃」井上靖、「北京のつけもの」奥野信太郎などなど、こちらも素敵なメンバーによる、随筆「つけものについて」というコーナもあるのもうれしい。富本一枝さんと藤城清治さんの影絵話「狐のいたずら」や、色刷の可愛いページ「みんなの看護婦さん・暮しの絵本」も有。表紙・花森安治、挿画・花森安治。
初期はもともとの紙の質が悪く(今と比べると、紙自体の重さが軽くて痛みやすいです)、状態があまりよくありませんので、その点ご了承ください。