暮しの手帖・一世紀・2号 ///// オーダーナンバー:K1-2 ///// 昭和24年初版 | ||
『暮しの手帖』第一世紀2号。『暮しの手帖』がまだ『美しい暮しの手帖』だった時代の号です。本号の表紙は、初期の『暮しの手帖』らしい、バタ臭くって若干写実的な絵(でも、瓦屋根が見えるということは、日本の風景なのでしょう...)。執筆人は、ささきふさ、森三千代(金子光晴の奥さま)、小堀杏奴(森茉莉の妹)、石井桃子、大仏次郎、戸板康二などなど、今見てもかなりな豪華さ。この面々が書いた「暮し随筆」ってところがまたすてきです。その他、「焼跡の煉瓦(レンガ)で作った炉端」「手袋を縫いましょう」「十九世紀仏蘭西の衣裳」(花森安治)など。96p。表紙・花森安治、挿画・花森安治・草加やす子(花森さんの変名)。タテ25.5・ヨコ18センチ。ソフトカバー。 初期はもともとの紙の質が悪く(今と比べると、紙自体の重さが軽くて痛みやすいです)、状態があまりよくありませんのでご了承下さい。 | ||