『銀座百点』をご存知ですか?

006.jpg(17442 byte)  『銀座百点』が発行されたのは、1955年(昭和35年)。
発行元は、「銀座に店舗を持ち、常に信用と奉仕の百点満点を心するもの百店(創刊号より)」が集まってできた銀座百店会。

都会文化の中心・銀座で商売を営む店々が「より高い、より明るい、より美しい、より楽しい銀座、何処にも他に求めることのできない立派な銀座に育てあげる(同)」ことを目標に刊行したのが、日本で初めてのタウン誌である、この『銀座百店』でした(注1)

g120v.jpg(2306 byte)きらきらと輝くショーウィンドウ、流行のファッションに身をつつみ“銀ブラ”を楽しむ人々、軒を連ねる画廊、資生堂パーラーのアイスクリーム・・・。文化の香り漂う街・銀座のイメージを、そっくりそのまま表現した誌面には、質が高く、趣味のいい随筆・対談がずらり。「さすが銀座ー」と納得してしまう内容です。

g118v.jpg(3047 byte)実は、和田誠さんの『銀座ドキドキの日々』や、向田邦子さんの『父の詫び状』も、この『銀座百点』で連載された作品。

この二作は、今回の特集で取り上げた号よりも後に連載されたものですが、今特集で取り上げた号にも、三島由紀夫、遠藤周作、戸板康二、徳川夢声、奥野信太郎、渡邊紳一郎、久保田万太郎など、豪華で渋い面々による随筆・対談がたっぷり掲載されています。また、マダム・マサコ、大内順子、中島弘子、水野正夫などファッション関係者の随筆が多いのも、銀座らしいうれしい特徴。

g102v.jpg(2224 byte)そして、この『銀座百点』の極めつきの魅力は、表紙の素晴らしさ。なかでも、今回ご紹介する、佐野繁次郎さんが表紙を担当した創刊1955年から69年7月までの号は、表紙というより一枚のちいさな絵画といったほうがいいような趣。手書き文字で描かれた「銀座百点」や画家さんらしい筆の使い方...思わず額縁に入れたくなる存在感です。

特集の開催を決めた理由のひとつに、この表紙をずらーと並べてみたかったから(注2)、と告白して、今特集の紹介を終わります。どうぞ存分にお楽しみ下さい。

(注1)・・・『銀座百点』は現在も発行されています。なんと銀座百点会の会員店マップ)で、無料で頂けるそう!。お手にとってみてはいかがでしょう。
(注2)・・・銀座百点会のホームページ上で、今までの表紙を全部見ることができます。素晴らしい。



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銀座百点・NO.17
銀座百店会/1956年5月発行
表紙一箇所少ハガレ有
order number :GN-80
SOLD OUT

表紙と裏表紙で一枚の絵になるタイプの『銀座百点』。
佐多稲子「銀座と草履」、中村武志「顔見知り」、清水一「喫茶店」、マダム・マサコ「あみもののハイカラさ」、久保田万太郎・戸板康二・池田弥三郎・円地文子・安藤鶴夫「赤線地帯の問題−演劇合評会−」など。
写真ページは「おとくいさま」(中村汀女・北大路魯山人などがなじみの店で写真におさまっています)。
表紙・佐野繁次郎。54p。冊子タイプ。タテ12.2・ヨコ18センチ。

銀座百点・NO.18
銀座百店会/1956年6月発行
Good
order number :GN-17
SOLD OUT

表紙と裏表紙で一枚の絵になるタイプの佐野繁次郎表紙画『銀座百点』。
伊藤深水・高橋貞助・谷村貞助など「鮎は東京がいちばんうまい(伊藤深水画伯をかこんで)」(対談)、マダム・マサコ「アメリカ風のうす色」、吉行淳之介「銀座と私」、美川きよ「銀座散歩」、清水一「ショーウィンドー」など。
写真ページは「銀座料理店の調理場めぐり」(浜作、中嶋、山下、竹葉亭などの調理場を紹介)。
表紙・佐野繁次郎。50p。冊子タイプ。タテ12.2・ヨコ18センチ。

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銀座百点・NO.19
銀座百店会/1956年7月発行
Good
order number :GN-19
SOLD OUT

表紙はテーブルの上にのった瓶と果物が描かれた静物画。ブルーと白、黒の組み合わせがしいんと美しい。表紙と裏表紙で一枚の絵になるタイプです。
室生犀星「ほたる」(詩)、秋山庄太郎「酒の失敗談」、秋山徳蔵「珠玉」、邦枝完枝「銀座開化」、マダム・マサコ「洋服に年は先ずない」、久保田万太郎・戸板康二・池田弥三郎・円地文子・千田是也「梅蘭芳と「幽霊」」など。
写真ページは、真夏の夜の女性を美しくする流行を追った「美しくなるには」。
表紙・佐野繁次郎。52p。冊子タイプ。タテ12.2・ヨコ18センチ。

銀座百点・NO.20
銀座百店会/1956年8月発行
Good
order number :GN-20
SOLD OUT

表紙と裏表紙で一枚の絵になるタイプの『銀座百点』。佐野繁次郎の表紙画です。
邦枝完二「銀座開化」、「座談会・大空襲の銀座」、十返肇「ある夏の黄昏」、中里恒子「ひとのものはよく見えるということ」、水谷八重子「朝の銀座も好き」、小山いと子「銀座と銀座人」など。
写真ページは、木村伊兵衛などの写真でおくる「戦中戦後銀座アルバム」」。
表紙・佐野繁次郎。52p。冊子タイプ。タテ12.2・ヨコ18センチ。

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銀座百点・NO.21
銀座百店会/1956年9月発行
目次ページ乱丁で折り目有
order number :GN-34
SOLD OUT

うすいクリーム色に黒の絵がざっざっと描かれた表紙と裏表紙がすてきな『銀座百点』。表にも裏にも絵があるタイプです。
この号には邦枝完二の遺稿となった書きかけの「銀座開化」と二人の娘さんが書いた追悼記「父と銀座」(木村梢)、「パパのこと」(佐藤恭江)が掲載されています。その他、尾崎一雄「非銀座人権」、源氏鶏太「銀座恋い」、有馬頼義「古い恋人のいる街」など。
写真ページは「銀座の生活設計・ネオンの蔭に動くA子さんの場合」。
表紙・佐野繁次郎。52p。冊子タイプ。タテ12.2・ヨコ18センチ。

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銀座百点・NO.22
銀座百店会/1956年10月発行
Good
order number :GN-35
SOLD OUT

うすいクリーム色に黒の絵がざっざっと描かれた表紙と裏表紙がすてきな『銀座百点』。『銀座百点』の文字と発行年は黄色で、「sano1955」のサインは表と裏に二ヶ所あります。。
火野葦平「柳の中の銀座」、河盛好蔵「銀座の掘り出しもの」、扇谷正造「銀座寸感」と随筆も相変わらず豪華。松本幸四郎・久保田万太郎・戸板康二・池田弥三郎・円地文子「吉右衛門日記−演劇合評会−」など。
写真ページは「銀座今昔物語」)。
表紙・佐野繁次郎。52p。冊子タイプ。タテ12.2・ヨコ18センチ。

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銀座百点・NO.23
銀座百店会/1956年11月発行
Good
order number :GN-36
SOLD OUT

表紙と裏表紙で一枚の絵になるタイプの『銀座百点』。
戸塚文子「行かないようで行つてる銀座」、三宅周太郎「銀座のファン」、笹西志保「裏通りの魅力」などうれしい随筆が集められた一冊。秋山安三郎・久保田万太郎・戸板康二・池田弥三郎・円地文子「劇評家の溜息−演劇合評会−」もあります。
写真ページは銀座の夜景「秋灯」。お店紹介は「村松時計店」(写真つき)など。
表紙・佐野繁次郎。56p。冊子タイプ。タテ12.2・ヨコ18センチ。

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銀座百点・NO.24
銀座百店会/1956年12月発行
Good
order number :GN-37
SOLD OUT

表紙と裏表紙で一枚の絵になるタイプの『銀座百点』。
巻頭特集では、高橋義孝さんが資生堂・風月堂の人と「西洋料理と酒と女」について語った対談が楽しめます。高橋さんの師匠・ヒャッケン先生のことも出てきて先生ファンにもうれしい。その他、宮田重雄「銀座の画廊」、菅原通済「赤い字」、マダム・マサコ「プルニエ料理店」、高橋博・戸板康二・池田弥三郎・円地文子「舞台中継裏ばなし−演劇合評会−」など。
写真ページは銀座の画廊(フォルム画廊・求龍堂画廊・弥生画廊・養精堂画廊・日動画廊・スキヤ画廊)を紹介した「銀座五丁目は画廊街」。
表紙・佐野繁次郎。52p。冊子タイプ。タテ12.2・ヨコ18センチ。

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銀座百点・NO.27
銀座百店会/1957年3月発行
Good
order number :GN-38
SOLD OUT

表紙と裏表紙で一枚の絵になるタイプの『銀座百点』。
この号には、著名人が数多く卒業している銀座の小学校・泰明小学校の関係者と卒業生が集まって泰明小学校について話すという面白い対談が載っています。銀座の街の移り変わりもわかって興味深い。その他、吉田健一氏が銀座の昔について書いた(古本屋もでてきます)「むかしは静かな町だったが」、尾上九朗右衛門・久保田万太郎・戸板康二・池田弥三郎・円地文子「尾上九朗右衛門の感想−演劇合評会−」など。
写真ページは巻頭対談を飾った泰明小学校を写した「銀座にある小学校」。
表紙・佐野繁次郎。56p。冊子タイプ。タテ12.2・ヨコ18センチ。

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銀座百点・NO.28
銀座百店会/1957年4月発行
少シミ・裏表紙頒布店「江島屋」シール有
order number :GN-39
SOLD OUT

表紙と裏表紙の一部で一枚の絵になるタイプの『銀座百点』。
この号の「演劇合評会」には三島由紀夫氏が登場!「「プリタキュス」の修辞」という題で久保田万太郎・戸板康二・円地文子の面々と対談しています。その他、今日出海・今東光の兄弟とそのいとこの新橋芸者・竹田小時さんの対談「「イト竹集」の作者」、福原麟太郎「芸者の系譜」、野田高梧「高田保のことなど」、村松梢風「自分でもわからない」、石黒敬七「遠眼鏡の蒐集」、奥野信太郎「北京銀座」、津村秀夫「映画雑記帳4・溝口健二というおのこ」マダム・マサコ「あみもののハイカラさ」、・安藤鶴夫「赤線地帯の問題−演劇合評会−」など。
写真ページは「文化特選街」。銀座の店を紹介する「百店採点」では、「明治屋」などが写真付で取り上げられています。
表紙・佐野繁次郎。56p。冊子タイプ。タテ12.2・ヨコ18センチ。

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銀座百点・NO.29
銀座百店会/1957年5月発行
Good
order number :GN-40
SOLD OUT

おもて表紙のみに絵があるタイプの『銀座百点』。淡い水色で書かれた手書き文字「銀座百点」もかわいらしい。
徳川夢声「金鵄勲章」、波多野勤子「五人のボーイフレンド」、北原武夫「専門店で、なくなった銀座の店」、マダム・マサコ「世界一の化粧品屋ルバンシュタイン」、古賀忠道「動物園でのできごと」、花柳章太郎・久保田万太郎・戸板康二・池田弥三郎・円地文子「放談・楽屋風呂−演劇合評会−」など。
写真ページは築地の市場の様子を写した「魚河岸」。
表紙・佐野繁次郎。56p。冊子タイプ。タテ12.2・ヨコ18センチ。

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銀座百点・NO.30
銀座百店会/1957年5月発行
Good
order number :GN-82
SOLD OUT

表紙と裏表紙で一枚の絵になるタイプの『銀座百点』。
曽野綾子「銀座満員」、阿川弘之「東京の番地」、清水コン「銀座・私の場合」、マダム・マサコ「お菓子屋セビーネ」、木山荘八・久保田万太郎・戸板康二・池田弥三郎・円地文子「脚色と原作−演劇合評会−」など。
写真ページは秋山庄太郎・林忠彦・田辺猛「銀座の夜にひらく薔薇」(カラー写真)。
表紙・佐野繁次郎。56p。冊子タイプ。タテ12.2・ヨコ18センチ。

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銀座百点・NO.34
銀座百店会/1957年10月発行
Good
order number :GN-43
price : ¥1800SOLD OUT

表紙と裏表紙で一枚の絵になるタイプの『銀座百点』。
この号には「ソフィア・ローレンと日本の男性」という題で面白い対談が組まれています。参加者は向井潤吉・中村敏郎・秋山庄太郎・中川弘子・富田英三と興味深い面々。画家・カメラマンと著名なおじさまたちが好き放題言う対談に、読みながらにこにこしてしまいます。その他も、渡辺紳一郎「八頭身のマダム」、吉田五十六「素人と玄人」、渡辺一夫「手の届かない葡萄もすっぱいことがある」、田川博一「枯葉に彩られたパリのスケッチ」と豪華メンバー。また、山田抄太郎・久保田万太郎・戸板康二・池田弥三郎・円地文子「小唄の作詞作曲−演劇合評会−」など。
写真ページは「お浜離宮」。
表紙・佐野繁次郎。56p。冊子タイプ。タテ12.2・ヨコ18センチ。

銀座百点・NO.25
銀座百店会/1957年1月発行
Good
order number :GN-25
SOLD OUT

表紙と裏表紙で一枚の絵になるタイプの『銀座百点』。裏表紙には「sano1955」と佐野繁次郎の手書き文字も入っています。
尾崎士郎と中村汀女の対談「花嫁の父と花婿の母」、桶谷繁雄「男のオシャレ学」、マダム・マサコ「時計屋パテック」、永井龍男「紅白の桃」、林房雄「はるかなる銀座」などなどさすが豪華。
写真ページは坂口安吾未亡人経営のバー「クラクラ」、夏目漱石の息子夫妻経営の「夏目」、織田作之助未亡人昭子さんの「アリババ」など銀座の「マダム」を紹介。パピリオのパッケージがたくさん載った宣伝もあります。
表紙・佐野繁次郎。56p。冊子タイプ。タテ12.2・ヨコ18センチ。

銀座百点・NO.26
銀座百店会/1957年2月発行
Good
order number :GN-26
SOLD OUT

表紙と裏表紙で一枚の絵になるタイプの『銀座百点』。裏表紙には「sano」と佐野繁次郎の手書き文字も入っています。
内容は、津村秀夫「溝口健二というおのこ」、安岡章太郎「街のおもいで」、古川緑波「あの頃この頃」、中村汀女「長城と下駄」などなどさすが豪華。
写真ページは「銀座のホールめぐり」。
表紙・佐野繁次郎。56p。冊子タイプ。タテ12.2・ヨコ18センチ。

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銀座百点・NO.32
銀座百店会/1957年8月発行
Good
order number :GN-41
SOLD OUT

表紙と裏表紙で一枚の絵になるタイプの『銀座百点』。
この号は異色の漫画家随想特集号。谷内六郎「うわごと」、横山隆一「銀座の一隅」、岡部冬彦「のぼり坂の銀座」、杉浦幸雄「ご無沙汰しています」の各氏が、文ばかりか絵も寄せていてすばらしい。その他、津村秀夫「溝口健二というおのこ」、小糸源太郎・久保田万太郎・戸板康二・池田弥三郎・円地文子「「おはん」の研究−演劇合評会−」など。
写真ページは「美しきひと」。銀座の店を紹介する「百店採点」では、「千成屋」と「ワシントン靴店」が写真付で取り上げられています。
表紙・佐野繁次郎。52p。冊子タイプ。タテ12.2・ヨコ18センチ。

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銀座百点・NO.33
銀座百店会/1957年9月発行
Good
order number :GN-42
SOLD OUT

表紙と裏表紙で一枚の絵になるタイプの『銀座百点』。
谷川俊太郎「詩であるような街」、木々高太郎「銀座雑感」、津村秀夫「溝口健二というおのこ」、矢代静一「アパート暮し」と、この号も豪華な執筆メンバー。水谷八重子・久保田万太郎・戸板康二・池田弥三郎・円地文子「水谷八重子の立場−演劇合評会−」など。
写真ページは「喫茶ガール」と題して銀座の各喫茶店の名物娘を写したもの。
表紙・佐野繁次郎。54p。冊子タイプ。タテ12.2・ヨコ18センチ。

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銀座百点・NO.35
銀座百店会/1957年11月発行
Good
order number :GN-44
SOLD OUT

表紙と裏表紙で一枚の絵になるタイプの『銀座百点』。
戸川エマが「少し片意地みたいなひとりぎめ」がある「レイン・コート」について語った文章、勅使河原蒼風・ジョオジ岡・松田信四郎の対談「日本ブームをつくるもの」、マダム・マサコ「スキヤパレリイ・巴里名物店15」、藤浪與兵衛・久保田万太郎・戸板康二・池田弥三郎・円地文子「藤浪與兵衛夜話−演劇合評会−」など。
銀座の店を紹介する「百店採点」では、「三愛」と「ぎんざの山下」が写真で取り上げられています。
表紙・佐野繁次郎。56p。冊子タイプ。タテ12.2・ヨコ18センチ。

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銀座百点・NO.36
銀座百店会/1957年12月発行
1pページ折目有
order number :GN-45
SOLD OUT

裏表紙に佐野さんのサインと年が入っている『銀座百点』。
中村メイコ「うら通り」、池島信平「ベレー党」、マダム・マサコ「パタシュウの店」、福原麟太郎・久保田万太郎・戸板康二・池田弥三郎・円地文子「三田の文科教室−演劇合評会−」など。
銀座の店を紹介する「百店採点」では、カステラで有名な文明堂が取り上げられています。
表紙・佐野繁次郎。56p。冊子タイプ。タテ12.2・ヨコ18センチ。

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銀座百点・NO.37・創刊三周年記念新年特別号
銀座百店会/1958年1月発行
Good
order number :GN-46
SOLD OUT

表紙と裏表紙で一枚の絵になるタイプの『銀座百点』。お正月らしく紅色の表紙に赤の太字で「銀座百点」、細字で郵便物認可年月日・発行年・定価・発行所などが手書き文字で書かれていて斬新!
徳川夢声「金三十円の買物」、長与善郎「銀座と飲食物との思い出」、マダム・マサコ「犬屋のセニール」、桂文楽・桂三木助・柳家小さん・久保田万太郎・戸板康二・池田弥三郎・円地文「東京言葉は共通語か−番外演劇合評会−」など。特集「男のおしゃれ」では、有馬頼義「おしゃれは四十から」、高橋義孝「頑固もの」、飯沢匡「東京とロンドンと」、三浦朱門「芸者をつれて歩く夢」など男のおしゃれ随筆も楽しめます。
銀座の店を紹介する「百店採点」は、鳩居堂など。
表紙・佐野繁次郎。58p。冊子タイプ。タテ12.2・ヨコ18センチ。

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銀座百点・NO.38
銀座百店会/1958年2月発行
Good
order number :GN-47
SOLD OUT

表紙と裏表紙で一枚の絵になるタイプの『銀座百点』。
菊村到「コーヒー雑談」、田川博一「センチメンタル・巴里」、マダム・マサコ「鴨料理トウール・ダルジアン」、市川寿梅・久保田万太郎・戸板康二・池田弥三郎・円地文子「永遠の二枚目寿梅−演劇合評会−」など。「横断歩道」というミニコラムでは『洋酒天国』の編集長がこんど芥川賞を受賞した開高健氏だったとしっておどろいたとの言葉と開高健の写真が載せられています。
写真ページは「祝賀パーティ−「銀座百点」三周年記念」!佐野繁次郎はもちろん、久保田万太郎・戸板康二・戸川エマ・吉行淳之介・十返肇・池島信平などなど『銀座百点』に関わる各界の名士が集まったパーティの様子が収められています。
表紙・佐野繁次郎。56p。冊子タイプ。タテ12.2・ヨコ18センチ。

銀座百点・NO.40
銀座百店会/1958年4月発行
Good
order number :GN-40
SOLD OUT

裏表紙に佐野さんのサインと年が入っている『銀座百点』。
幸田文が銀座であった美しい人を書いた「銀座の人」、源氏鶏太「名古屋でのこと」、岡部冬彦「ベビー・ギャング銀座に現わる」、マダム・マサコ「カレット」、フランキー堺「私の秘密」、村松梢風と嶋中鵬二の対談「銀座女経」など。
写真ページでは1958年の「銀座の恋人たち」を撮ったほほえましい写真が載っています。
表紙・佐野繁次郎。56p。冊子タイプ。タテ12.2・ヨコ18センチ。

銀座百点・NO.41
銀座百店会/1958年5月発行
Good
order number :GN-41
SOLD OUT

ぐぐいと書かれた『銀座百点』の手書き文字がすてきな一冊。真黄色の裏表紙も、表紙の白色とすてきな対比。。
遠藤周作「犬の話」、山本嘉次郎「銀座のハイカラ」、マダム・マサコ「パリでしょう油のある店」、伊藤絹子・田川博一(対談)「パリのミス・日本」、花柳寿輔・久保田万太郎・戸板康二・円地文子・池田弥三郎「中国歌舞団と日本舞踊」など。
写真ページは林忠彦、杉山吉良、秋山庄太郎の三氏の競演。
表紙・佐野繁次郎。56p。冊子タイプ。タテ12.2・ヨコ18センチ。

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銀座百点・NO.42
銀座百店会/1958年6月発行
表紙角折り目有・本文1p乱丁のため1.5センチほどヤブレ有
order number :GN-42
SOLD OUT

佐野繁次朗による表紙と手書き文字がすてきな『銀座百点』。青と白と黒の絶妙な組み合わせが印象的です。表紙と裏表紙が広げると一枚の絵になる『銀座百点』初期のもの。
細川ちか子・曽根綾子「女性は自動車がお好き」、永井龍男「人が住んでる」、マダム・マサコ「ハイカラ靴屋バリイ」、戸川幸夫「よろめき将軍」、木村荘十「銀魂」、横山泰三「銀座戯評」、矢代静一・戌井市郎・久保田万太郎・戸板康二・池田弥三郎『「国性爺」を叱る・演劇合評会』など。
写真ページは林忠彦、杉山吉良、秋山庄太郎の三氏の競演。
表紙・佐野繁次郎。56p。冊子タイプ。タテ12.2・ヨコ18センチ。

銀座百点・NO.44
銀座百店会/1958年8月発行
Good
order number :GN-44
SOLD OUT

表表紙と裏表紙で一枚の絵になるタイプの『銀座百点』。裏表紙には「sano」と佐野繁次郎のサインが。
谷崎潤一郎と淡路恵子の対談「髪の毛を黄金に」、遠藤周作「もてない世代の嘆き」、火野葦平「変なオシャレ」、三宅艶子「「すてき」おという名の人」、河盛好蔵「エスプリ集」、マダム・マサコ「シャネル」、渋谷天外・久保田万太郎・戸板康二・池田弥三郎「演劇合評会・演出家・渋谷天外」など。
写真ページは、パリのマグナム社所属のカメラマン・マルク・リブーの「銀座拝見」。
表紙・佐野繁次郎。56p。冊子タイプ。タテ12.2・ヨコ18センチ。

銀座百点・NO.46
銀座百店会/1958年10月発行

Good
order number :GN-46
SOLD OUT

表表紙と裏表紙で一枚の絵になるタイプの『銀座百点』。布に描かれたすてきな表紙です。
遠藤周作・吉村淳之介・岡富久子「恋愛無作法論」(恋愛について。おもしろいです)、尾崎士郎「無常迅速」、犬養道子「にくまれ口」、桶谷繁雄「個性について」、岡村太郎・黛敏郎・菊村到・柴田連三郎など「私の推薦する美人」(写真付)など。
表紙・佐野繁次郎。58p。冊子タイプ。タテ12.2・ヨコ18センチ。

銀座百点・NO.55
銀座百店会/1959年7月発行
裏表紙配布店ハンコ有
order number :GN-55
price : ¥1500

表表紙のみに絵があるタイプの佐野繁次郎表紙画『銀座百点』。ブルーのきれいな表紙です。
安藤鶴夫「運公の野郎ッ」、三宅艶子「続・私の銀座史」、松島雄一郎「ビヤホールの話」、城山三郎「もう泣かないで」、田中絹代「私だけの部屋」、桶谷繁雄「夏の下着」、マダム・マサコ「ルノワール」など。
写真ページは、林忠彦、秋山庄太郎、杉山吉良の競演「美人の眼カメラの眼」。
表紙・佐野繁次郎。66p。冊子タイプ。タテ12.2・ヨコ18センチ。

銀座百点・NO.57
銀座百店会/1959年9月発行
最終ページ端破れ有
order number :GN-57
price : ¥1200

表表紙と裏表紙で一枚の絵になるタイプの佐野繁次郎表紙画『銀座百点』。淡いブルーと白の組み合わせがすてきです。
森田たま「トマトカチャップ」(カチャップって!)、清水一「銀座のたべもの屋」、葦原英了「食いしん坊のお客さまたち」、マダム・マサコ「このごろのアパルトマン」、花柳章太郎「たのしかつた巴里の別宴」など。
写真ページは、「銀座の若夫人」(杉山吉良)。
表紙・佐野繁次郎。62p。冊子タイプ。タテ12.2・ヨコ18センチ。

銀座百点・NO.60
銀座百店会/1959年12月発行
Good
order number :GN-60
SOLD OUT

表表紙と裏表紙で一枚の絵になるタイプの佐野繁次郎表紙画『銀座百点』。
この号には『洋酒天国』柳原良平画伯夫人という肩書きで柳原良平さんの奥さまが座談会「若奥さんのボーナス獲得戦術会議」に出席。船の模型にお金を使う旦那さまとボーナス事情について話しています。そのほか、池辺良「暗夜行路と和服」、中島弘子「チョッキ族」、マダムマサコ「フランク」、桶谷繁雄「パイプ」、市川団蔵・久保田万太郎・戸板康二・円地文子・池田弥三郎「明治の惑星市川団蔵」など。
写真ページは、「トニー・ライザ銀座に現わる」。
表紙・佐野繁次郎。66p。冊子タイプ。タテ12.2・ヨコ18センチ。

銀座百点・NO.61
銀座百店会/1960年1月発行
裏表紙配布店ハンコ有
order number :GN-60
SOLD OUT

表表紙と裏表紙で一枚の絵になるタイプの佐野繁次郎表紙画『銀座百点』。お正月号なので、金色の表紙に赤の手書き文字で「銀座百点1960」(表紙)「ドウゾ今年モヨロシク」(裏表紙)と書かれています。
小森和子・朝倉響子・中林洋子・松田ふみ「男性の魅力」(小森のおばちゃま節全開)、澁澤秀雄「季題ア・ラ・カルト」、平林たい子「はじめての道成寺芸談」、宮田重雄「アンリ・ビダルの死」、安藤鶴夫「お勢以さん」、池島信平「竹脇昌作君のこと」、マダムマサコ「レストラン・マルテイ」など。
写真ページは、「新橋今は昔」。
表紙・佐野繁次郎。70p。冊子タイプ。タテ12.2・ヨコ18センチ。

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銀座百点・NO.62
銀座百店会/1960年2月発行
裏表紙折れ目有・配布店ハンコ有
order number :GN-48
SOLD OUT

おもて表紙のみに絵があるタイプの『銀座百点』。
澁澤秀雄「大正八年の「文章日記」」、田中澄江「愛猫記」、中村汀女「月日の艶」、藤原あき「新しいきもの」、マダム・マサコ「セビーネ高級菓子店」、秦早穂子「パリのなかの美男美女」、久保田万太郎・戸板康二・池田弥三郎・円地文子・今日出海「進駐軍・忠臣蔵・芸術祭−演劇合評会−」など。
写真ページは「八官神社」田辺猛。
表紙・佐野繁次郎。66p。冊子タイプ。タテ12.2・ヨコ18センチ。

銀座百点・NO.63
銀座百店会/1960年4月発行

裏表紙から2p折り目有
order number :GN-63
SOLD OUT

おもて表紙のみに絵があるタイプの『銀座百点』。佐野繁次郎のコラージュがすてきです。
邸永漢・尾上松緑・岡田茉莉子「バナナ」(対談)、長新太「モンドリアン性神経症」、澁澤秀雄「三月さまざま」、マダムマサコ「ハイカラな小店」など。
写真ページは「七福神詣」田辺猛。
表紙・佐野繁次郎。62p。冊子タイプ。タテ12.2・ヨコ18センチ。

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銀座百点・NO.109
銀座百店会/1964年1月発行
Good
order number :GN-58
SOLD OUT

おもてと裏表紙で一枚になる『銀座百点』。新年の号なので、裏には佐野さんの手書き文字で「アケマシテオメデトウゴザマス。ドウゾコンネンモヨロシク。」とあります。
平林たい子「銀座の入口」、曽野綾子「銀座の眺め」、高橋義孝「銀座は遠くなりにけり」、瀬戸内晴美「一筋の道」(銀座職人訪問記)、野際陽子「ナナの人生観」、マダム・マサコ「移り気」、ミッキー・カーティスなどの座談会「自動車狂時代・銀座新春ばなし」、水上勉と銀座の夜のマダムたちとの座談会「マダムの告白・夜の銀座の研究」、森繁久弥・円地文子・戸板康二・池田弥三郎「森繁放談録−銀座サロン−」など。
写真ページは、各テレビ局の女性アナウンサーを銀座で撮った「銀座初姿」。
表紙・佐野繁次郎。78p。冊子タイプ。タテ12.2・ヨコ18センチ。

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銀座百点・NO.122
銀座百店会/1965年1月発行
表紙スレ・裏表紙頒布店ハンコ有
order number :GN-22
price : ¥1400

表紙と裏表紙で一枚の絵になるタイプの『銀座百点』。お正月らしく、金色と紅というとてもめでたい色の表紙です。裏表紙には「ドウゾ今年モヨロシク」との文字が!
大内順子・中村敏郎・相島敏夫「美人の標準−ミス・ワールド時代−」、川口松太郎・丹羽文雄・秋山庄太郎「新春ゴルフ放談−丹羽教室のマナー教師」、石原慎太郎「わが運命の人いずこ」、高橋義孝「美人コンテストの感想」、マダム・マサコ「芝居見物」、加茂さくら・円地文子・戸板康二・車谷弘「かわいいテルちゃん−銀座サロン−」など。
写真ページは、「女形・雀右衛門という役者」(文・円地文子)。
表紙・佐野繁次郎。86p。冊子タイプ。タテ12.2・ヨコ18センチ。

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銀座百点・NO.135
銀座百店会/1965年1月発行
裏表紙頒布店ハンコ有
order number :GN-135
SOLD OUT

表紙と裏表紙で一枚の絵になるタイプの『銀座百点』。
この号の目玉は植草甚一おじさまも参加した座談会「あなたもボンドになれる・ボンド事典」(植草甚一、都築道夫、生島治郎、印南寛)。ボンドのあれこれを熱く語っています。その他、野坂昭如「おしゃれ失格の弁」、河原淳「銀ぶらの考現学」、「番外・銀座サロン」(安藤鶴夫、中里恒子、宮田重雄、戸板康二など)など。
表紙・佐野繁次郎。78p。冊子タイプ。タテ12.2・ヨコ18センチ。

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銀座百点・NO.137
銀座百店会/1966年4月発行
Good
order number :GN-64
SOLD OUT

おもて表紙のみに絵があるタイプの『銀座百点』。
里見トン・永井龍男・瀬戸内晴美「春宵・酒つれづれ・銀座放談」(対談)、吉行淳之介「銀座の路地」、高井有一「土地の縁」、水野正夫「オプ・プリント」、井上八千代・円地文子・戸板康二・池田弥三郎「都おどりの記・銀座サロン」などなど。
写真ページは、秋山庄太郎・林忠彦・杉山吉良「麻雀」。
表紙・佐野繁次郎。78p。冊子タイプ。タテ12.2・ヨコ18センチ。

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銀座百点・NO.138
銀座百店会/1966年5月発行
Good
order number :GN-65
SOLD OUT

おもて表紙のみに絵があるタイプの『銀座百点』。
戸川昌子・鈴木道明・安倍寧「銀座うらおもて・作家と作曲家」(対談)、福原麟太郎「銀座のお母様がた」、湯浅芳子「銀座で逢つた人」(田村俊子がはいばらで封筒や便箋を買ったことなど)、田中角栄「思い出の映画集」、井上甚之助・円地文子・戸板康二・池田弥三郎「京都の羽左衛門・銀座サロン」などなど。
写真ページは、横須賀功光「包む」。資生堂でも知られる氏だけあって銀座の数々の包装紙(資生堂の唐草模様の包装紙もあります)とモデルさんの美しいショットが楽しめます。
表紙・佐野繁次郎。78p。冊子タイプ。タテ12.2・ヨコ18センチ。

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銀座百点・NO.139
銀座百店会/1966年6月発行
Good
order number :GN-66
SOLD OUT

おもて表紙のみに絵があるタイプの『銀座百点』。
まだ伊丹十一という名前だった頃の伊丹十三と黛敏郎・有馬真喜子のおしゃれ対談「夏の男子選科・銀座のおしゃれ論」、河盛好蔵「漱石と銀座」、宮田重雄「肥痩雑記」、子母澤寛・円地文子・戸板康二・池田弥三郎「梅雨の夜ばなし・銀座サロン」などなど。
写真ページは、「風かおる・スターと銀座」。
表紙・佐野繁次郎。78p。冊子タイプ。タテ12.2・ヨコ18センチ。

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銀座百点・NO.147
銀座百店会/1967年2月発行
裏表紙頒布店ハンコ有
order number :GN-70
SOLD OUT

おもて表紙のみに絵があるタイプの『銀座百点』。
福島慶子・宮田重雄・益田義信・石原龍一の諸氏の対談「チップの王国・銀座ユーモリスト会議」、高橋義孝「寒の汗」、水森亜土「想い出すさえただ泪」、庄野潤三「生牡蠣」(横田瑞穂・小沼丹などが出てきます)、津村節子が泰明小学校で長年教師をしてきた女性を取材した「中居富美代さん・銀座の女性2」、宮園千之・円地文子・戸板康二・池田弥三郎・車谷弘「宮園千佐太夫・銀座サロン」などなど。この時期の『銀座百点』には佐野さんの手書き文字と著名人の文で構成されたレンガ屋の広告もあってうれしい(本号は遠藤周作)。
写真ページは、「数寄屋橋付近」。
表紙・佐野繁次郎。78p。冊子タイプ。タテ12.2・ヨコ18センチ。

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銀座百点・NO.148
銀座百店会/1967年3月発行
裏表紙頒布店ハンコ有
order number :GN-71
price : ¥1400

おもて表紙のみに絵があるタイプの『銀座百点』。
森田たま「銀座とわたし」、増田れい子「女性映画の男優」、平岩弓枝・黒柳徹子・今西茂・伊藤博司の対談「ダイヤモンド時代・現代銀座流行記」、江藤淳「三田文学と季刊芸術」、狩野近雄「文春の食堂」、瀬戸内晴美と河野多恵子の対談「京の夢・東京の夢・おしゃべり銀座」、津村節子が山口誓子の末妹で芸者となった女性にインタヴューした「下田実花さん・銀座の女性」、佐藤義夫・円地文子・戸板康二・車谷弘「銀代劇の開拓者・銀座サロン」などなど。この時期の『銀座百点』には佐野さんの手書き文字と著名人の文で構成されたレンガ屋の広告もあってうれしい(本号は池田弥三郎)。
写真ページは、人力車と芸者さんの風景を撮った「俥宿」。
表紙・佐野繁次郎。78p。冊子タイプ。タテ12.2・ヨコ18センチ。

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銀座百点・NO.153
銀座百店会/1967年8月発行
裏表紙配布店ハンコ有・少汚れ有
order number :GN-77
SOLD OUT

おもて表紙のみに絵があるタイプの『銀座百点』。紙をコラージュしたパピエコレです。
柴田連三郎・五社英雄・榎本昌治「青春レジスタンス・終戦銀座の思い出」、清水コン「雄大な個展」、杉浦幸雄「余生は銀座で」、山口八重・永井静・松田信四郎「芸者屋さんの同窓会・新橋・トピック」、竹柴蟹助・円地文子・戸板康二・車谷弘「勘亭流の筆の跡−銀座サロン−」など。この時期の『銀座百点』には佐野さんの手書き文字と著名人の文で構成されたレンガ屋の広告もあってうれしい(本号は白井浩司)。
写真ページは、「最賀さんのゴルフ」。
表紙・佐野繁次郎。78p。冊子タイプ。タテ12.2・ヨコ18センチ。

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銀座百点・NO.154
銀座百店会/1967年9月発行
裏表紙配布店ハンコ有
order number :GN-154
SOLD OUT

おもて表紙のみに絵があるタイプの『銀座百点』。
伝説のバー、エスポワールのママへのインタヴュー「川辺るみ子さん・銀座の女性」(津村節子)、遠山一行・江藤淳・高階秀爾・稲川慶子「銀座で飲みながらの話・「季刊芸術の人々」」、野坂昭如「あやかしの街」、米倉斉加年「銀座の効用」、市村羽左衛門・円地文子・戸板康二・車谷弘「十五世羽左衛門−銀座サロン−」など。この時期の『銀座百点』には佐野さんの手書き文字と著名人の文で構成されたレンガ屋の広告もあってうれしい(本号は芥川比呂志)。
写真ページは、「エスポアール学校・酒場の系譜」。
表紙・佐野繁次郎。78p。冊子タイプ。タテ12.2・ヨコ18センチ。

以下SOLD OUT

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銀座百点・NO.11
銀座百店会/1955年11月発行
Good
order number :GN-31
SOLD OUT

表紙と裏表紙で一枚の絵になるタイプの『銀座百点』。クリーム色の表紙に細い黒色で描かれた写実的なデッサン。レンガ色の題字もすてきです。
この号では、銀座で働く5人のお巡りさんが対談した「おまわりさんの銀座二十四帖」。『銀座百点』らしい小粋な座談会です。深尾須磨子「時雨の銀座」(詩)、長谷川仁「西銀座の画商街」、田中澄江「あんみつ娘」、鈴木茂三郎「或る日の銀座」、子母沢寛「おしゃべり籠」、久保田万太郎・戸板康二・池田弥三郎・利倉幸一「大谷さんの文化勲章と新しい羽左衛門−演劇合評会−」など。
写真ページは「銀座の露地」。
表紙・佐野繁次郎。52p。冊子タイプ。タテ12.2・ヨコ18センチ。

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銀座百点・NO.12
銀座百店会/1955年12月発行
Good
order number :GN-81
SOLD OUT

表紙と裏表紙で一枚の絵になるタイプの『銀座百点』。
小堀杏奴「昔の銀座」(森茉莉さんの妹さんです)、古川緑波「懐古族の将来」、マダム・マサコ「半ももひき」、浦松佐美太郎「銀座の将来」、久保田万太郎・奥野信太郎・戸板康二・池田弥三郎・円地文子「共産主義と武蔵坊弁慶−演劇合評会−」など。
写真ページは「文士劇楽屋噺」(三島由紀夫・吉屋信子・久保田万太郎・小林秀雄の諸氏の顔があります)。
表紙・佐野繁次郎。54p。冊子タイプ。タテ12.2・ヨコ18センチ。

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銀座百点・NO.13
銀座百店会/1956年1月発行
Good
order number :GN-32
SOLD OUT

表紙と裏表紙で一枚の絵になるタイプの『銀座百点』。
大宅壮一・横山泰三・清水一の各氏が銀座について語った「銀座の夢・新春ストーブ談話」、岸恵子「郷愁」、安藤鶴夫「銀座歳月」、子母沢寛「愛猿記8・おしゃべり籠」、久保田万太郎・戸板康二・池田弥三郎・円地文子・渋沢秀雄「歌右衛門の反逆−演劇合評会−」など。
写真ページは「文壇夫人俳句会」(久保田万太郎、久米正雄、佐佐木茂索、高見順、宮田重雄の各氏の夫人の顔があります)と「浅草海苔の誕生」。
表紙・佐野繁次郎。52p。冊子タイプ。タテ12.2・ヨコ18センチ。

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銀座百点・NO.78
銀座百店会/1961年6月発行
裏表紙配布店ハンコ有
order number :GN-49
SOLD OUT

おもて表紙のみに絵があるタイプの『銀座百点』。
石井好子さんがパリを思い出して書いた「巴里祭」、高峰秀子さんがカットも手がけた「ある洋品店にて」、中村汀女さんが単衣の感触に思いを寄せた「朝顔」、柴田錬三郎「銀座と私」、永井龍男「ステッキと文士」、尾崎士郎「廊下」、子母沢寛「二丁目の角の物語」、久保田万太郎・戸板康二・中村又五郎・円地文子・池田弥三郎「大正名子役物語−演劇合評会」など。
写真ページは「銀座的美人−写真と座談会」杉山吉良・秋山庄太郎・林忠彦。
表紙・佐野繁次郎。70p。冊子タイプ。タテ12.2・ヨコ18センチ。

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銀座百点・NO.82
銀座百店会/1961年10月発行
表紙から8p(広告部分)下部薄くシミ有
order number :GN-50
SOLD OUT

おもて表紙のみに絵があるタイプの『銀座百点』。
円地文子・宗子・喜代「秋のよもやま話・女流作家と新橋芸者」、開高健「死海で泳いだ」、吉屋信子「東京地区の名」、矢吹勇雄・露木国雄・露木直彦「てんぷら・天丼の味−秋の味覚を探る」、中原弓彦「女は女である」、久保田万太郎・戸板康二・円地文子・池田弥三郎など「新曲「鉢の木」の研究−演劇合評会」など。
写真ページは「ショーウィンドーの秋」。
表紙・佐野繁次郎。78p。冊子タイプ。タテ12.2・ヨコ18センチ。

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銀座百点・NO.88
銀座百店会/1962年4月発行
Good
order number :GN-51
SOLD OUT

おもて表紙のみに絵があるタイプの『銀座百点』。
宮田重雄「たべ歩き」、十返千鶴子「噂の二人」、中林洋子「ブラウスの魔力」、「勅使河原霞さんをかこんで・しろがね会打明け話」、「朝丘雪路さんと銀座の山野楽器店」など。
写真ページは「カメラ・二丁目の角の物語」(林忠彦)。
表紙・佐野繁次郎。74p。冊子タイプ。タテ12.2・ヨコ18センチ。

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銀座百点・NO.91
銀座百店会/1962年7月発行
Good
order number :GN-73
SOLD OUT

おもて表紙のみに絵があるタイプの『銀座百点』(裏表紙は濃い青色)。犬を散歩している絵。すてきです。
水原茂・此留間常洋「男のきもの」、石垣綾子「帽子」、細川忠雄「夏のお洒落」、朝吹響子「オルフェの遺言」、藤宮勢以・久保田万太郎・戸板康二・池田弥三郎・円地文子「お勢以さん−演劇合評会−」など。
写真ページは銀座で買物する女性オーナードライバー(当時はまだ自家用車が珍しかった時代)の姿を撮った「ギンザ漂流」。
表紙・佐野繁次郎。72p。冊子タイプ。タテ12.2・ヨコ18センチ。

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銀座百点・NO.93
銀座百店会/1962年9月発行
Good
order number :GN-52
SOLD OUT

おもて表紙のみに絵があるタイプの『銀座百点』。
中村汀女と千疋屋の主人がくだものについて対談した「くだものがいっぱい」、漫画家の岡部冬彦が思い出の銀座の食べものを書いた「アイスワーターの味」(絵も)、杉靖三郎が銀座とフランスのカフェについて語った「カフェ雑感」、三遊亭金馬・久保田万太郎・戸板康二・池田弥三郎・車谷弘「芝居のたべもの−演劇合評会−」など。
写真ページは銀座の名料理店スエヒロ、三笠会館、風月堂、宝来、銀座グリル、紅花のチーフシェフの姿を撮った「銀座のチーフさん」。
表紙・佐野繁次郎。74p。冊子タイプ。タテ12.2・ヨコ18センチ。

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銀座百点・NO.94
銀座百店会/1962年10月発行
少シミ有
order number :GN-53
SOLD OUT

表紙と裏表紙で一枚の絵になるタイプの『銀座百点』。
星新一「宇宙ファン」、「銀座のデート心理学」(対談)、「築地警察署長と銀座の交通委員たち」、植木等・十朱幸代・渥美清・坂本九などが答えた「TVタレントと銀座」、藤浦富太郎・久保田万太郎・戸板康二・池田弥三郎・車谷弘「銀ぶら六十年−演劇合評会−」など。
写真ページは銀座のデート風景をとらえた「銀座デート教室」。
表紙・佐野繁次郎。74p。冊子タイプ。タテ12.2・ヨコ18センチ。

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銀座百点・NO.95
銀座百店会/1962年11月発行
Good
order number :GN-54
SOLD OUT

表紙と裏表紙で一枚の絵になるタイプの『銀座百点』。
遠藤周作「銀座のお嬢さん」、藤波京子・高橋義孝・秋山庄太郎・加藤六蔵の対談「ゴルフ屈辱不感症」、湯川れい子「趣味の話」、宮尾しげを「七十五日」、小島政二郎・久保田万太郎・戸板康二・池田弥三郎・円地文子「講談・落語・浪速節−演劇合評会−」など。
写真ページは銀座から海に出て木曽津のゴルフ場へ出かけた面々のゴルフ旅行風景を撮った「ゴルフ日和」。
表紙・佐野繁次郎。74p。冊子タイプ。タテ12.2・ヨコ18センチ。

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銀座百点・NO.99
銀座百店会/1963年3月発行
Good
order number :GN-55
price : ¥1.740

おもて表紙のみに絵があるタイプの『銀座百点』。
円地文子と瀬戸内晴美が伝説の新橋芸者について語った対談「銀座の春の灯影で」、室生朝子「父と銀座」、乳母ものがたり「渋澤華子」、川崎長太郎「銀座寸感」、小寺健吉「明治の見世物など」、阿木翁助・久保田万太郎・戸板康二・池田弥三郎・車谷弘「茶の間のドラマ−演劇合評会−」など。
写真ページは父・渋澤秀雄と娘・渋澤華子の銀座デートを撮った「父と娘の銀座」。
表紙・佐野繁次郎。78p。冊子タイプ。タテ12.2・ヨコ18センチ。

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銀座百点・NO.100
銀座百店会/1963年4月発行
Good
order number :GN-56
SOLD OUT

おもて表紙のみに絵があるタイプの『銀座百点』(裏はめでたい百号を記念して金色)。
記念すべき百号ということで他の号よりも厚めで内容も充実。久保田万太郎「銀座といふと・・・」、佐佐木茂索「かざしもにおけ」、吉屋信子「桜餅」、曽野綾子や中村メイコが美肌法などのアンケートを寄せた「奥様お知恵をどうぞ」、F・モレシャンらの座談会「銀座の地下鉄時代・花のパリ・東京」、志賀直哉・久保田万太郎・戸板康二・池田弥三郎・円地文子「レマルシャンの靴−演劇合評会−」など。巻末には創刊号からの総目次も有。
写真ページは石黒敬七・宮尾しげを等の座談会「銀座の歴史・カメラ銀座百年史」。新橋名妓ぽんた、おえん、すずえをぽんたの夫・鹿島清兵衛が撮影した写真(石黒敬七蔵)などもあります。
表紙・佐野繁次郎。110p。冊子タイプ。タテ12.2・ヨコ18センチ。

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銀座百点・NO.105
銀座百店会/1963年9月発行
Good
order number :GN-57
SOLD OUT

おもて表紙のみに絵があるタイプの『銀座百点』。
風間完「下町つ子」、坂東三津五郎「思い出の銀座」、「男のおしゃれ・銀座紳士読本」(座談会)、一龍斎貞丈・一龍斎貞鳳・紫小百合・松田信四郎「巷談・銀座放浪記」、野坂昭如「映画は読むもの」、服部良一・山田抄太郎・渋澤秀雄・澤村三木男・戸板康二・池田弥三郎「ジャズと小唄−銀座サロン−」など。
写真ページは「秋思篇・銀座太平記」。
表紙・佐野繁次郎。78p。冊子タイプ。タテ12.2・ヨコ18センチ。

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銀座百点・NO.108
銀座百店会/1963年12月発行
加盟店ハンコ有
order number :GN-15
SOLD OUT

佐野繁次郎さんの絵で飾られた『銀座百点』。
木山捷平「銀座の思い出」、梶山季之「銀座とボク」、奥野信太郎など「ホステスの告白−夜の銀座の研究−」、中島弘子「フォーマルな装い」、戸板康二・渋沢秀雄・池田弥三郎・車谷弘「下町の帝王学−銀座サロン−」、横山隆一など「すし栄のマーク−銀座人形ばなし−」など。
写真ページは、銀座にあるモデルグループを撮った「銀座のモデルグループ」。色っぽいです。
表紙・佐野繁次郎。82p。冊子タイプ。タテ12.2・ヨコ18センチ。

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銀座百点・NO.117
銀座百店会/1964年8月発行
Good
order number :GN-76
SOLD OUT

表紙にのみ絵があるタイプの『銀座百点』。
文壇ベテラン(文藝春秋・週刊新潮・講談社)の面々が文壇出版パーティの裏を語った「パーティ・裏の裏」、永井龍男「わが切抜帖より」、黒岩重吾「銀座に一言」、河野多恵子「大阪女性と銀座」、北条誠「ぼくの銀座」、瀬戸内晴美「一筋の道」(銀座職人訪問記)、益田義信・渋澤秀雄・戸板康二・車谷弘「太郎冠者物語−銀座サロン−」など。
写真ページは、銀座の女将・女主人を撮った「夏のれん・女手にここまで仕上げ」。
表紙・佐野繁次郎。78p。冊子タイプ。タテ12.2・ヨコ18センチ。

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銀座百点・NO.121
銀座百店会/1964年11月発行
Good
order number :GN-76
SOLD OUT

表紙と裏表紙で一枚の絵になるタイプの『銀座百点』。パピエコレで描かれた犬がかわいい。
この号の「銀座サロン」には、なんと作家の網野菊さんが登場。「邦楽のたのしみ」という題で円地文子・戸板康二・車谷弘の諸氏と対談しています。その他、三浦哲郎「銀座詣で」、マダム・マサコ「まんざい」、瀬戸内晴美「一筋の道・きせつ造り」(銀座職人訪問記)など。
写真ページは、母・霧立のぼる、娘・はるみの銀座ショッピング風景を撮った「母娘の銀座」。
表紙・佐野繁次郎。78p。冊子タイプ。タテ12.2・ヨコ18センチ。

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銀座百点・NO.125
銀座百店会/1965年4月発行
Good
order number :GN-60
SOLD OUT

おもて表紙のみに絵があるタイプの『銀座百点』。
山本健吉・柴田連三郎・江藤淳・白井浩司・杉村友一「三田文学と銀座・山川方夫氏を偲びつつ」(座談会)、山川方夫「一通者の感慨」(遺稿)、高田敏子「柳はみどり」、永井龍男「耳と鼻と・わが切抜帖より」(連載)、マダム・マサコ「女の本心」、瀬戸内晴美「一筋の道・和菓子屋さん」(銀座職人訪問記)、田中澄江・円地文子・戸板康二・車谷弘「「うず潮」ノート−銀座サロン−」など。
写真ページは、国内航空のジェット機・銀座号で札幌に飛んだ円地文子、瀬戸内晴美、永井龍男、車谷弘の諸氏の姿を秋山庄太郎氏らが撮った「銀座号初飛行記」。
表紙・佐野繁次郎。78p。冊子タイプ。タテ12.2・ヨコ18センチ。

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銀座百点・NO.128
銀座百店会/1965年5月発行
Good
order number :GN-61
SOLD OUT

おもて表紙のみに絵があるタイプの『銀座百点』。こちらもガーゼっぽい布や木綿らしき布で作られたパピエコレ。
北杜生「銀座の半日」、森繁久弥「銀座の女」、伊東深水・福原喜代・天羽金男・松田信四郎「きもの芸術家・ちた和(此留間常洋氏)回想」、マダム・マサコ「両国あべこべ物語」、福原百之助・円地文子・戸板康二・池田弥三郎「笛のこころ−銀座サロン−」など。
写真ページは、「水着の夢」。
表紙・佐野繁次郎。78p。冊子タイプ。タテ12.2・ヨコ18センチ。

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銀座百点・NO.130
銀座百店会/1965年9月発行
Good
order number :GN-62
SOLD OUT

おもて表紙のみに絵があるタイプの『銀座百点』。
佐藤敬「旧友との対話」、なだいなだ「銀座は私のもの」、秋山庄太郎・矢口純・桜田正樹・安倍寧「銀座に美女あり・おいろけ読本」(座談会)、柳屋小さん・円地文子・戸板康二・池田弥三郎「小さん落語大学−銀座サロン−」など。
写真ページは、若い女性連れが気軽に行けるバーを撮った「女性コーナー」。
表紙・佐野繁次郎。78p。冊子タイプ。タテ12.2・ヨコ18センチ。

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銀座百点・NO.136
銀座百店会/1966年3月発行
裏表紙頒布店ハンコ有
order number :GN-28
SOLD OUT

おもて表紙のみに絵があるタイプの『銀座百点』。
内容は、瀬戸内晴美さんが銀座の職人を取材した「袋物師・一筋の道」、室生犀星氏の娘さん・朝子さんの随筆「好きな町」、秋山庄太郎氏のカメラで綴る「銀座の中の巴里」、パリ仲間が集合した座談会「パリ仲間・銀座の再会」、水野正夫さんのお洒落エッセイ「ファンデーション」、越路吹雪・戸板康二・池田弥三郎・車谷弘の諸氏による座談会「いろけの秘密・銀座サロン」などなど。
1950〜60年代の香り漂う佐野さん表紙の『銀座百点』です。
表紙・佐野繁次郎。78p。冊子タイプ。タテ12.2・ヨコ18センチ。

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銀座百点・NO.140
銀座百店会/1966年7月発行
Good
order number :GN-67
SOLD OUT

おもて表紙のみに絵があるタイプの『銀座百点』。穴を開けたり、紐を通したりしている、ちょっと珍しい佐野さんの作品。
吉行淳之介・岡部冬彦・芥川比呂志・遠藤周作・白井浩司・楠本憲吉の諸氏がうれしそうにビールについて語った「われらは銀座ビール党・飲むほどに酔うほどに」(読むとビールが飲みたくなります)、里見トン・永井龍男・瀬戸内晴美の対談「日本辛口党・涼風・酒つれづれ」、木山捷平「真珠の核」、上坂冬子「私の銀座三大ニュース」、柳兼子・円地文子・戸板康二・池田弥三郎「明治の音楽学校・銀座サロン」(三浦環や志賀直哉の話も出てきて面白い)などなど。
写真ページは、ガラスばりの喫茶店が増えた銀座の風景を撮った「窓外銀座」。
表紙・佐野繁次郎。78p。冊子タイプ。タテ12.2・ヨコ18センチ。

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銀座百点・NO.141
銀座百店会/1966年8月発行
Good
order number :GN-68
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おもて表紙のみに絵があるタイプの『銀座百点』。
石田博英・宮田重雄・阿木翁助の対談「減量紳士曰く・私はこうしてやせた」、サザエさんで知られる漫画家・長谷川町子の「映画と私」、吉田直哉「銀座にないもの」、山本嘉次郎・五所平之助・戸板康二・車谷弘「カツドウヤ人生・銀座サロン」などなど。
写真ページは、銀座の風景とサングラス姿を撮った「サングラス」。
表紙・佐野繁次郎。78p。冊子タイプ。タテ12.2・ヨコ18センチ。

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銀座百点・NO.145
銀座百店会/1966年12月発行
Good
order number :GN-69
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おもて表紙のみに絵があるタイプの『銀座百点』。
石井好子と志度藤雄(料理人)のお料理対談「料理は恋びと・話の味くらべ」、安藤鶴夫「帽子」、白井浩司「サルトルと銀座」、細川忠雄「ユキノタヌタヌ」、藤間正子・円地文子・戸板康二・車谷弘「吉右衛門の母・銀座サロン」などなど。
写真ページは、「私の銀座エレジー・昔のものはみんな消えた」。
表紙・佐野繁次郎。78p。冊子タイプ。タテ12.2・ヨコ18センチ。

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銀座百点・NO.149
銀座百店会/1967年4月発行
裏表紙頒布店ハンコ有
order number :GN-72
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おもて表紙のみに絵があるタイプの『銀座百点』。
この号では河野鷹思・稲村耕雄・大竹省二・茂登山長市老の対談「ウインドー・コンクール・世界の銀座になるために」が掲載されています。カルピスが大正15年ごろに行ったウインドー・コンクールで賞金をもらったことや買物の楽しみについて書いていて面白い。その他、津村節子さんが坂口安吾未亡人・三千代さんにインタヴューした「坂口三千代さん・銀座の女」、玉川一郎・岡部冬彦「ゴルフ奇人伝・春宵銀座対談」、楠本憲吉「銀座・俳句探訪」、団伊玖磨「僕と銀座」、虫明亜呂無「いつか、その日が」、中村芝翫・円地文子・戸板康二・車谷弘「七代目中村芝翫・銀座サロン」などなど。この時期の『銀座百点』には佐野さんの手書き文字と著名人の文で構成されたレンガ屋の広告もあってうれしい(本号は安倍寧)。
写真ページは、銀座の「春のショーウインドー」。
表紙・佐野繁次郎。78p。冊子タイプ。タテ12.2・ヨコ18センチ。

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銀座百点・NO.150
銀座百店会/1967年4月発行
裏表紙頒布店ハンコ有
order number :GN-73
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表紙と裏表紙で一枚の絵になるタイプの『銀座百点』。ガーゼのような布に赤と白のチェックの布が縫いつけられているかわいい表紙です。
瀧井孝作と小島政二郎の対談「カフェ・パウリスタ時代・銀座に新聞社のあった頃」(いろんな文士がでてきて面白い)、渋沢秀雄「明治へ銀ブラ」、柴田連三郎「まだ足らぬ」、今日出海「街ッ子」、牧羊子「日常的なポエム」、西川鯉三郎・戸板康二・池田弥三郎・車谷弘「東をどり抄・銀座サロン」などなど。この時期の『銀座百点』には佐野さんの手書き文字と著名人の文で構成されたレンガ屋の広告もあってうれしい(本号は浅利慶太)。
写真ページは、カラー写真の「カラー銀座」。節目の150号なので巻末には100号からの総目次付。
表紙・佐野繁次郎。86p。冊子タイプ。タテ12.2・ヨコ18センチ。

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銀座百点・NO.155
銀座百店会/1967年10月発行
裏表紙配布店ハンコ有
order number :GN-79
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おもて表紙のみに絵があるタイプの『銀座百点』。布、紙、絵の具などのパピエコレです。
長沢節「映画と銀座」、細川忠雄「川」、津村節子「エリーゼ・ケテルさん・銀座の女性」、三遊亭圓生・安藤鶴夫・戸板康二・車谷弘「役者としての圓生−銀座サロン−」など。この時期の『銀座百点』には佐野さんの手書き文字と著名人の文で構成されたレンガ屋の広告もあってうれしい(本号は安岡章太郎)。
写真ページは、「帝国ホテルで銀ブラを」。
表紙・佐野繁次郎。78p。冊子タイプ。タテ12.2・ヨコ18センチ。

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銀座百点・NO.175
銀座百店会/1969年6月発行
Good
order number :GN-74
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表紙に佐野繁次郎さんのパピエ・コレが使われた『銀座百点』。
向田邦子「父の風船」、木幡欣治「銀座の都電」、羽仁進・黛敏郎・安倍寧「歌謡曲は変わったか・今日のヒット曲論議」、津村節子「岩田としさん・銀座の女性」、城山三郎「恥ずかしや三年」、杵屋六左衛門・安藤鶴夫・戸板康二・車谷弘「「連獅子」余話・銀座サロン」など。この時期の『銀座百点』には佐野さんの手書き文字と著名人の文で構成されたレンガ屋の広告もあってうれしい(本号はなんと佐野繁次郎!「巴里通信2」という文を書いています)。
写真ページは、「青い銀座」(文とモデル・水野正夫)。
表紙・佐野繁次郎。84p。冊子タイプ。タテ12.2・ヨコ18センチ。

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